ワイングラス湾(フレシネ国立公園)

Tasmanian sea urchin

タスマニア産ウニ

これからの主力商品

オーストラリア南端の島、タスマニア。冷たく澄んだ海で育ったウニを、潜水漁師が一つずつ手で獲ります。濃厚な旨味と色合いは、高級日本料理店や寿司店のバイヤーから高い評価を得ています。

タスマニアはどこにある?

Where
約8,771km 日本 オーストラリア 東京 タスマニア
日本とタスマニア
東オーストラリア海流 バス海峡タスマン海南極海 タスマニア オーストラリア本土 ロンセストンセントヘレンズフレシネ半島 ホバート
タスマニアと周辺の海。矢印は東オーストラリア海流(概念図)

タスマニアは、オーストラリア本土の南、バス海峡を挟んだ先にある島の州です。北海道より少し小さいくらいの島で、本島は南緯およそ40〜43度に位置します。この緯度帯は、強い西風が吹く「吠える40度(ロアリング・フォーティーズ)」と呼ばれる海域です。

東側にはタスマン海が広がり、北からは暖かい東オーストラリア海流が南下してきます。日本からは直線でおよそ8,771km。季節が日本と逆になるため、日本の冬から春にかけてが、タスマニアでは夏から秋にあたります。

透きとおるタスマニアの海

The sea

タスマニアの東海岸には、白い砂浜とエメラルド色の入り江が続きます。ベイ・オブ・ファイアーズの岩を彩るオレンジ色は、岩に生える地衣類の色。人の手があまり入っていない、澄んだ海が広がっています。

ベイ・オブ・ファイアーズ(東海岸)
ベイ・オブ・ファイアーズ(東海岸)Photo: Autumn Afar / Unsplash
オレンジ色の地衣類に覆われた岩(ベイ・オブ・ファイアーズ)
オレンジ色の地衣類に覆われた岩(ベイ・オブ・ファイアーズ)Photo: David Clode / Unsplash
ハネムーン湾(フレシネ国立公園)
ハネムーン湾(フレシネ国立公園)Photo: Mitchell Lawler / Unsplash
タスマニアの海岸
タスマニアの海岸Photo: Lucile Noiriel / Unsplash

タスマニアで獲れる2種類のウニ

Species

タスマニアのウニ漁で獲られているのは、主に次の2種類です。

ロングスパインウニ

Centrostephanus rodgersii

細く長いトゲをもつ、濃い紫色の大きなウニ。もとはオーストラリア本土の東岸に住んでいましたが、海流に乗って南へ分布を広げ、タスマニア東岸で増えています。身の色が安定した金色で、日本向けの商品として評価されています。

漁期12月〜6月

ショートスパインウニ

Heliocidaris erythrogramma

短く太いトゲをもつ、タスマニアに昔から住むウニ。1960年代から漁獲されてきた、タスマニアのウニ漁の主役です。身入りが最も良くなる9月下旬〜12月が漁期です。

漁期9月下旬〜12月

※当社では「ムラサキウニ」「バフンウニ」の商品名でもお取り扱いしています。

漁期カレンダー

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
ロングスパインウニ
ショートスパインウニ

※漁期は資源管理のルールにより変わることがあります。2種類の漁期を合わせると、ほぼ一年を通してご提案できます。

潜水漁師が、一つずつ手で

Dive fishery

タスマニアのウニ漁は、潜水による手獲りです。網で海底をさらうことはなく、漁師が海に潜って一つずつウニを獲るため、身を傷めにくく、海底の環境もこわしません。漁の許可は53件に制限され、資源が管理されています。

網を使わない

海底を傷つけない漁法

一つずつ選んで獲る

身入りの良いウニを見極める

許可は53件まで

漁業者の数を制限して資源を管理

Kelp forests

ウニを獲ることが、海を守ることに

タスマニア東岸では海水温の上昇が世界平均より速く進み、かつて広がっていたジャイアントケルプ(巨大な昆布の仲間)の森は、95%以上が失われたとされています。

さらに、海流に乗って南下してきたロングスパインウニが増え、海藻を食べ尽くして岩だらけの「磯焼け」をつくっています。東岸の岩礁に占める磯焼けの割合は、2001年の約3%から、およそ15年後には約15%に広がりました。そこで、ロングスパインウニを獲って商品にすることが、増えすぎたウニを減らし、海藻の森を守る方法として進められています。

95%+失われたジャイアントケルプの森
3%→15%東岸の岩礁に占める磯焼けの割合
37%セントヘレンズ周辺で磯焼けになった岩礁

出典:タスマニア大学 海洋南極研究所(IMAS)、GrowAg(2021年)ほか。数値は調査時点のものです。

タスマニアの海岸
これからの主力商品
JCCT Trade

当社のタスマニア産ウニ

素潜り漁師による丁寧な手獲りで品質を保ち、濃厚な旨味と美しい色合いのウニをお届けします。今後の主力商品として、取り扱いを広げていく予定です。規格・数量・時期のご相談はお気軽にどうぞ。

写真:Unsplash(Unsplashライセンス)より。